2017年から始まり、今回で第5回目の展示となる「モノクローム展」。
ベテランから気鋭の若手まで、モノクロームを主体とする作家を集めた企画展です。
今回の「モノクローム+α展」では、参加作家を4名に厳選してお届けいたします。
基本とする技法も鉛筆画から版画まで多種多様、それらに[+α]を施した作品も一同に並びます。
下北沢にお越しの際は、是非ご高覧ください。
※五十音順
ヱリス / Eris物語、夢、心など、自身にとっての空想の世界を表現しています。
作品の少女は、幼い頃に触れたおとぎ話に感化され、形をもたない世界に息づく存在として描いています。
また、点描を用いて描いたペン画・銅版画・ボックスアートなどによって、内向的であるものの、豊かな広がりのある空想の世界を表現できればと願っています。
女子美術大学美術研究科 博士前期課程 美術専攻 版画研究領域 修了
こまつ たかし / Takashi Komatu
武蔵野美術大学建築学科卒
フリーデザイナーとしてニラハウス(赤瀬川原平氏邸)設計チーム参加を最初に店舗・住宅等の設計に従事。
その後、創作の主体を絵画へ移行して個展や企画展での発表活動を行い現在に至る。
2015年から古着物やアートの店「十三夜」を和装関係の創作活動をしているフクオカミカと西荻窪に開店し、個人制作と並行して十三夜としての制作・展示やイベント主催等でも活動中。
西田版画室 / nishida print works
1972 東京都出身
1997 多摩美術大学絵画学部版画科卒業
主な使用技法:メゾチント
小さな紙の上に、いつかどこかで感じた静謐な気配を表現し続けております。
日野 まき / Maki Hino
長野県出身
1993年よりエコール・ド・シモンにて球体関節人形制作を学ぶ。
1997年よりドール・スペース・ピグマリオンにて吉田良氏に師事。
2010年より独学にて絵を描き始め、ペーパードールの制作を開始。
近年は押絵による人形も制作。
個展、グループ展にて作品を発表。
詩や短歌、物語など、言葉に触発されて制作することが多いです。