昭和40年代の日本を舞台とし、女子高生をモチーフにした作品を発表する、新井コー児の展覧会。郷愁ある風景に生きる自由奔放なキャラクター達が、独自のユーモアと共に古き良き時代への憧憬を感じさせます。作家自身「目指したのは3つ星高級レストラン的絵画ではなく、街道沿いの大衆食堂的漫画絵画」と語る作品群は、ざっかけない魅力に満ちています。数々の公募展への入選や、近年では群馬県立近代美術館で展覧会を開催するなど、活動領域も大きく広げています。
下北沢にお越しの際は、是非ご高覧ください。
新井 コー児 / ARAI Ko-ji WEB:http://www7.wind.ne.jp/ko-ji/
1973年 4月 群馬県高崎市で生まれる
1996年 3月 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2004年 個展(なびす画廊/東京銀座 以降2014年まで毎年開催)
2007年 作家王国 新井コー児・水野暁 展(高崎市美術館/高崎)
2013年 第10回小磯良平大賞展 入選 The rising generation 11
新井コー児・加藤三津子 展(渋川市美術館/渋川)
2014年 第25回臥龍桜日本画大賞展 入選
第16回 雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
2015年 第12回上毛芸術文化賞(美術部門)受賞
個展『森の中の中之沢演芸場』(中之沢美術館/前橋)
個展『新井コー児 20年目の独り文化祭』(群馬県立近代美術館/高崎)
2017年 高崎高島屋 個展
□ パブリック・コレクション 高崎市美術館(油画3点・銅版画2点、2007年収蔵)
渋川市美術館(油画1点・立体1点、2014年収蔵)
群馬県立近代美術館(油画1点、2016年寄託)
*主な経歴のみ抜粋、その他にも展示歴・受賞歴多数