2017年から始まり、今回で第6回目の展示となる「モノクローム展」。
ベテランから気鋭の若手まで、モノクロームを主体とする作家を集めた企画展です。
基本とする技法も鉛筆画から版画まで多種多様、それらに[+α]を施した作品も一同に並びます。
下北沢にお越しの際は、是非ご高覧ください。
artist Profile:ヱリス / Eris
物語、夢、心など、自身にとっての空想の世界を表現しています。
作品の少女は、幼い頃に触れたおとぎ話に感化され、形をもたない世界に息づく存在として描いています。
また、点描を用いて描くことにより、内向的であるものの、豊かな広がりのある空想の世界を表現できればと願っています。
女子美術大学 大学院美術研究科 博士前期課程 美術専攻 版画研究領域 修了
こまつたかし / Takashi Komatsu
武蔵野美術大学建築学科卒
フリーデザイナーとしてニラハウス(赤瀬川原平氏邸)設計チーム参加を最初に店舗・住宅等の設計に従事。
その後、創作の主体を絵画へ移行して個展や企画展での発表活動を行い現在に至る。
2015年から古着物やアートの店「十三夜」を和装関係の創作活動をしているフクオカミカと西荻窪に開店し、個人制作と並行して十三夜としての制作・展示やイベント主催等でも活動中。
瀧川 虚至 / Kyoshi Takikawa
メカデザイナーとして、書籍などでメカニックイラストや模型用のデザインを手がける。
ペン画や稀に造形など個人作品を制作する。
田島 恵美 / Megumi Tashima
九州産業大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。
2018年「田島惠美作品展」インターアート7/Space2*3(東京),2020「潜むもの」EUREKA(福岡) etc.普段の生活、日常で起きる出来事、人との繋がりのなかにある人のおもいに視点を向け描いています。おもいは目には見えずとも常にあり、潜んでいて、変化し、全てを知ることができないものです。そのおもいたちを感じていただけたらと思います。作品はダーマトグラフ(油性色鉛筆)を主に使用して制作をしています。
林 千絵 / Chie Hayashi
2009年 日本版画協会展入選
2011年 高知国際版画トリエンナーレ入選
2015年 注目作家による「わたしのなかの宮沢賢治展」/仙台三越美術ギャラリー
<10月、11月と2ヶ月間韓国のアーティスト・イン・レジデンスへ参加。>
アートレボリューション台北/台北
版と表現展/岩崎ミュージアム(横浜)
2019年 藍峯舎より「猫町」出版。
2020年 「版と表現」―木口木版の世界/岩崎ミュージアムギャラリー
「共鳴する刻―木口木版画の現在地」/現代グラフィックアートセンター(福島)
「異空異空」ー日韓中合同版画/Wooyeon Galleryその他(韓国)
2022年 「写しとるアートの世界/阪急うめだ本店 アートステージ
東京、大阪を中心に個展、企画展など多数
長野 順子 / Junko Nagano
1966年群馬県生まれ。
東京藝術大学美術学部建築科卒業、同大学大学院美術研究科建築専攻修了。
美学校にて銅版画を学ぶ。2007年、2010年ボローニャ国際絵本原画展入選。2011年日本書票協会応募展大賞。
2015年Sharjah Exhibition for Children Books' Illustrations 2位入賞。
国内外各地で展覧会を開催。映画や書籍の装丁、LIXILの卓上カレンダーなどに作品が採用される。