これは、異なるバックグラウンドやスタイル持つ3人の作家による展覧会である。各々、何かを「表現したい」という気持ちはどこからくるのだろう?と考えている。岡倉天心は「霊性」という言葉によって自らの芸術哲学を展開したという。「霊性」とは、人間を超越した何かに触れよう繋がろうとする、誰しもが持つ心の動きのことである。そして、「獣(ケモノ)」は「霊性」に触れようともがき苦しむ自分たちである。展覧会タイトルの「霊性とケモノ」は霊性と獣性を往き来する自分達の表現の試みやその先に求める「何か」を表している。
現在、世の中には「表現」が溢れている。
無駄な「表現」はあるのだろうか?
必要な「表現」はあるのだろうか?
「表現」を楽しむべき?苦しんで「表現」するべき?
楽しむことと、苦しむことは、何が違うのだろう?
難しいことを考えてもいいし、考えなくてもいい。
我々と同じ、「ケモノ」になってみてもいい。
AKI / http://Instaglam @enpitsu8
目に見えるものと、見えないものの
調和をテーマに制作しています。
2011 個展 信濃橋画廊(大阪)
2011 グループ展 gallery maronie(京都)
2013 個展 四番画廊(神戸)
2016 グループ展 奥野ビル306号室(東京)
2018 グループ展 Nimbin art Gallery(豪州)
Kayoko / http://Instagram @kayokokwi
2011 関西学院大学文学部 卒業
在学中は絵画部弦月会に所属
現在 学習院大学大学院
美術史学(陶磁器) 博士課程
「飾りとしての絵画」をテーマに制作
2009 底 展(大阪・信濃橋画廊)
2009 弦月人 展(神戸・pocket美術館モトコー)
2011 卒業制作 展(兵庫県立美術館)
2011 誰かの部屋 展(京都・gallery maronie)
2016 トコナツ 展(東京・奥野ビル306号)
Hiroshi / http://Instagram @ unm_pls
関西学院大学 文学部 卒業
大学在学中に絵画部弦月会に所属
2009 底展 信濃橋画廊(大阪)
2009 弦月人展 美術館モトコー(神戸)
2011 誰かの部屋展 gallery maronie(京都)
2012 卒業制作展 アートエリアB1(大阪)
2016 トコナツ展 奥野ビル306号室(東京)